〜Divine move mix〜
もしも違う明日がきても
忘れない その瞳
風薫る皐月。
ああ、この季節は新緑の歌をよく詠んだものだったと思う。
青く薫る…そう、木々から若葉が芽を吹くのを見ては目を細めていた。雅であることが生活の張りだった。緑色の風が吹いているような、そんな気持ちになっては一句詠み、そうしてその風の中で一局打つ喜びに浸っていられた。
…あの頃は。
今はもう、歌を詠む気にすらなれはしない。
勿論既に私には、歌を詠めども書き留める術もありはしないのだが。
時の砂は今日も一秒一秒落ちてゆく。
歌など詠む暇があるのなら、一手でも多く打ちたかった。
…もっともっと、打っていたかった。
「あれが新幹線って言うんだぜ?」
得意げにヒカルは白と青で染められた乗り物を、顎でしゃくって見せた。
「いつもの電車とそっくりじゃないですか」
私にはいつもヒカルが棋院に行くときに乗っている、地下鉄とか電車とかいうものと、そう変わりないように見える。
ヒカルはぷーっと頬を膨らませた。
「全っ然違うよバカ。これは電車や地下鉄よりう〜んと速いの。そうだな…」
思案顔をする。私に分かる例えを考えてくれているらしい。
「えっと、何時間かで京都にだって行けちゃうんだぜ?!」
「へえ、その日の内に京まで?」
今の時代の乗り物の速さには大分慣れたつもりだったけれど、江戸から京までその日のうちに行けるというのにはさすがに驚いた。
「そうだぜ。そのうち俺にたくさん手合い料が入るようになったら連れてってやるよ。千年前住んでたとこだろ?」
ヒカルは私の反応に嬉しそうに笑って言った。駅という人の信じられないほど多い場所の喧騒の中、その笑顔は鮮やかに胸に映って…心が痛んだ。
----そのうち…。遠い言葉です、ヒカル。今の私には。
言いかけて飲み込んだ。あれほど死なないと、神の一手を極めるまでは死なないと、言い張っていた私が消えるだなんて、ヒカルは絶対に信じてくれないと、もう十分に分かっていたから。
どんなに言葉尽くしても届かない。
それほど、ヒカルにとっての私は「そこにいて当たり前の存在」となっていた。
----ヒカル、あなたがあなたの心に私を住まわせてくれていることに感謝はしているのです。受け入れて、あなたの心に私の場所を作ってくれたこと。…でも、私が消えたら、そこは空き地になってしまいますよね…。
「なんだよ、また黙って。そのうち連れて行ってやるって言ってんのに、何が気にいらねえんだよ?!」
ヒカルは突然怒って、その乗り物にさっさと乗り込んで行ってしまった。また怒らせてしまったと、溜息が出てくる。
…仕方がない、ヒカルには、思いも寄らないことなのだから。
気持ちを入れ替えなければ。そう思って目を閉じて、首を振っていると、視線を感じた。
「佐為。早くこねえと…新幹線、マジではええぜ?」
ひょいと首だけを乗り物から出して、ヒカルが私を見ていた。
なんだかんだと言いながら、私をずっと気にかけてくれているその優しさが、嬉しくて、そして苦しいくらいに切ない。…ごめんね、ヒカル。
「はい!はいはい、今行きます」
慌ててヒカルの後を追った。
今日は、ヒカルがプロとして初めて地方に仕事に行くのだそうだ。
「この俺が指導碁だぜ?」
自分みたいな子供が、大人相手に指導碁を打つ。それをヒカルは随分と面白がっている様子だった。
虎次郎の時代にも、そうやって碁を広めるために色々なところへ行った。こうして乗り物が進化していっても、人の行うことの真意は変わらないのだと思う。
今世でもたくさんの人が碁を打ち、そして海の向こうの人たちですら碁を嗜むという。そういえば一度ヒカルが韓国とかいう国の子供と対局したけれど、幼い割には随分と強い子だった。あの子でも院生の上位にすぎないのだと、言っていたっけ?
ヒカルがこれから向かって行く世界はどれほど広いのだろうか?
神の一手へと続く道程。
たとえ神があなたを選んだのだとしても、それは決して安穏とした道ではないだろう。強い向かい風が吹き荒んでいるのだろう。
ヒカル、あなたはその風の向こう側に、何を見ていますか?
見えますか?
輝く神の一手が、あなたには見えていますか?
下呂温泉といえば、白鷺伝説。
湯がかれてしまって途方にくれる村人達の前に毎日同じ場所に白鷲がやってくる。あまりに毎日続くので村人達が白鷺のいた場所にいってみれば、そこには湯が沸いていたという。そうして白鷺が飛び立った後には、薬師如来像が残されていたとか。
ヒカルは私が飛び立ってしまった後の場所に、一体何を見つけてくれるだろう。
そんな想いに捕らわれると、色々な感情が襲い掛かってくる。
神はなぜ私をヒカルの元に使わしたのだろう?
千年も永らえさせ、虎次郎との日々さえ越えて、私を現世に置き、こんな風に突然最期を突きつける。
気紛れにしては余りにむごいではないか。
それとも自ら死を選んだ者への、これが罰だと言うのだろうか。
何故私なのだろう? そして何故ヒカルなのだろう?
私は今、ヒカルが碁を思う気持ちより碁を愛している自信がある。時を越える度、私の碁への想いは強くなっていったのに。その想いは果てがないものなのに。
幼い口調で解説しながら、一生懸命指導碁を打つヒカルを横目に、私はただ思考を泳がせることしかできずにいた。
考え続けていることがある。
もう運命から逃れられないと知ってから、頭からこびりついて離れないこと。
「すまない、佐為」
あの時、虎次郎は病床から私にそう言った。
もしかして。
今になって私は思うのだ。…私はあの謝罪の言葉の真意を受け間違えていたのではないかと。
私はただただ悲しくて、虎次郎と別れることが辛かった。
だから気付かなかった。気付けなかった。
…虎次郎は、なぜ進んで流行り病にかかった者たちを、自らの手で看病したのか。
もしもの話だけれど。
私と虎次郎があのまま碁を打ち続けて、私が神の一手を極めることができたとしたら?
そうだ、あのとき私はお城碁で負けなしで…虎次郎は母御がなくなって、確かに気落ちしていた。
あのまま打ち続けて仮に私が神の一手を極めたとしよう。
ここまで仮定して、私はあっと声を上げそうになった。
思い残すことがなくなるということは、成仏するということだ。
そうだ、もし神の一手を極めたなら…その次に待っているのは、虎次郎との別れではないか。
虎次郎は、それを恐れたのではないだろうか。
あのときにはもう、私と虎次郎は何十年も一緒にいた。一緒にい過ぎて…相手がいないなんて考えられなくなっていた。
そう思うと、ひやっとするものが私の中を去就する。…一度ヒカルが、私が虎次郎を憑り殺したのではないかと言ったことがあるけれど…あながち、間違っていないのかもしれない。
あの「すまない」という言葉に込められた、深い深いもの。
今になって、虎次郎の心の声が聞こえてくる気がする。
スマナイ、サイ。
ワタシニハ、オマエノイナイジンセイハカンガエラレナイ。
ナラバサキニユクコトデ、サキニユクコトデ、オマエヲウシナウコトカラノガレヨウ。
…ソンナ、ヨワイジブンヲユルシテクレ。
…切ない。
色々なことが、突然分かってしまったから。
余りにも切ない。…今、こんなことを悟らせて、神は私にどうしろというのだ?
虎次郎…私には始めから神の一手を極める力など、なかったのですよ。
だってね…虎次郎…私はあなたと別れたくなかった。別れたくないどころか、別れるなどと考えたこともなく、ずっと一緒にいる腹づもりでした。
…つまり私は神の一手を極めたいと思う一方で、極める気など全くなかったということなのです。
ずっと虎次郎やヒカルと、一緒にいる気だった私が、神の一手など極められようか?
神が私につきつけた答えが、そこにあったような気がした。
そうだ…私には…始めから神の一手を極める資格など、ありはしなかったのだ。
それを私は必死になって、何も知ろうともせず、今になるまで追い求めていたというわけだ。
笑止千万とはこのことか。
もう遅いのだ。
何を言っても全ては戯言。
このヒカルの目の前で酔いつぶれている男のように、正体不明にでもなれたら、どんなにか楽だろう。
酔って子供のヒカル相手に好き放題を言って、それでもきっと半分ほども彼は覚えていないのだろう。
醜態だが、少し羨ましい。
外から落ちてくる灯りだけを頼りに対局しようと、彼は言った。酔っ払いの割には粋なことを言う。
千年前は夜に対局できるのは、月明かりの眩しい時だけだった。
140年前には風に揺れる灯りの中で。
そして今…昼夜問うことなく、碁を打てる今…私はおそらく最期になる碁を、この薄い暗がりの中で打っている。
打つことによって穏やかになってゆく私のこの気持ち、ヒカルに届いているだろうか。
私はこうして打つことで、やっと揺れ動く心を静めることが出来そうだと。
目前の棋譜は、そろそろ終わりに近付いていた。
「…オレの勝ちだ、ここまでだね」
ヒカルは相手を思い遣ってやるように、小さく言った。
酔っているとはいえ、碁の世界で位につくもの。…私に少しは気付いただろうか。
汗をかいている酔った彼の顔を、静かな気持ちで見ていた。
サイトウタセテアゲタカイガナカッタカナ。
不意にヒカルの思考が入り込んでくる。自ずと口元が綻んでゆくのが自分でも分かった。
打たせてあげた、だなんて。あなたはいつまでも子供で幼いですね、ヒカル。
幼い心の持っている優越感の可愛らしさに、涙が零れそうになる。
私はあなたの持ち物や玩具じゃないのですから、近々どこかに消えてしまうんですよ?
打たせてあげたどころか、あなた自身が私と打つ事だってできなくなるのに。
本当にヒカル…あなたを思うと胸が苦しい。
「ふあ〜。緒方先生も酔ったらあんな簡単な死活間違うのな」
「ふふ、相当酔っておりましたね、あのものは」
眠気で半分くらいになってしまっている目を擦りながら、ヒカルはようやく部屋にたどり着いた。
「でもまあ、あんな碁でも、お前もちょっとは気が晴れたんじゃねえの?」
布団に崩れ落ちるようにしながら、ヒカルは笑ってそう言った。
「はい。ありがとうございました、ヒカル」
そう言おうと思ったら、もうヒカルが眠りの淵へといってしまった。
…ヒカルの寝顔は、また一段と幼いものだ。
見下ろしてそう思った瞬間、はっとした。・・・ヒカルの寝顔など、見るのは初めてだと。
「ヒカル!ヒカル!」
慌てて叫んでみたけれど、びくともしない。
どうしよう。このまま消えてしまうのか?ヒカルに何ひとつ伝えられないまま私はいかねばならないのか?
安らかなヒカルの寝息ばかりが聞こえてきて、私はヒカルを起こすことも出来ず、ただ慌てることしかできずにいた。
もうその時は、すぐそこにきているのだ。
迫り来る時間に怯えつつ、祈った。
想いを伝えることはできないかも知れないけれど、せめて、…せめて碁盤を囲んでいるときに私はいきたい。
ヒカルを見詰めて、そうして、できれば見詰められて。
こうして眠っていると、ヒカルは15歳にはとても見えない。まだ頬の丸みも残っているし、随分と幼い顔の造りだ。
でも碁石を持つとき、この瞼の下の瞳は色を変える。碁盤を見据え、石が生む宇宙を見据え、前へ前へと向かって行く。
あなたも碁を愛す者。
…そしてあなたこそが、神に選ばれし者。
あの瞳の輝きが、何よりの証ですね。
神があなたを愛するのも、分かるというものです。
ヒカル…もしも明日消えてしまう運命でも、あなたのあの瞳は忘れません。
夜明けの白い光が窓に届き始めた頃、私は届かない手でヒカルの頬を撫でていた。
ヒカルが目覚めたとき、もう今宵をヒカルと迎えることはあるまいと直感した。
幸い、昨日のあの者との対局のせいで、ヒカルは逃げるように旅館を後にした。
早く、早く…。
気持ちが焦る。
私の想い、これから訪れる真実があなたの心に届けばいいのに。
私が今になってやっと虎次郎の心の声を聞いたように、ヒカルにもまた、今は届かないのだろうか?
届いて、お願いヒカル。私の心を聴いて下さい。
「ヒカル!」
身をもたない私には、ヒカルの肩を揺することもできない。
ヒカルは乗り物の中でもずっと眠っていた。移動中の私たちの間に、会話はなかった。
最も、話をしたところで、こんなに眠そうなヒカルに私の真意が伝わるとも思えなかったけれど。
これも神の思し召しなのか?
届かない私の心…いつか神の采配によって届けてくれるとでもいうのか?
そう信じるしか、ないということなのか。何故に神に選ばれたヒカルに、私は想いを伝えられない?
神の一手は、あなたが極めなさい。
そう言ってあげても、いいのではないのか? …私のためにではなく、選ばれたヒカルのために。
それとも私の想いを託すことは、断りに反するとでも?
ならば神の一手とは…一体何だというのだろうか…。
様々なことに思いを馳せ過ぎたせいか段々とぼんやりとしてくる。それでもまだ彷徨う思考が、何かを掴もうとしている気がした。
神の一手とは、極めようとするその心、その心そのものなのかも知れない。
だってその心ならば、確かに私はきっともう、ヒカルに渡して託しましたものね…。
だから、もういいのかも知れない。これでいいのかもしれない。
そう思ったとき、ふっと何かが軽くなったような気がした。
…それでも。
それでもヒカル、私はやっぱりあなたと打ってから消えていきたいです。
私はあなたにいろいろな感情をぶつけた。千年も生き長らえながら、見苦しくのた打ち回った。
どれほどの時を超えていけば、人は満たされるのだろう?真の意味で優しくなれるのだろう?
それは今も分からないけれど。
帰宅した途端に打とうと言った私を、ヒカルは嫌そうに見上げた。
「一局打ったら寝るからな」
本当に眠そうな瞳をしながら、投げやりにヒカルは言った。
----眠れるものなら寝て御覧なさい。
少しだけ意地悪な気持ちが疼いて、笑いさえこみ上げた。もうその瞬間はすぐそこまできているというのに、私も本当に大人気ないものだ。
でも私たちの関係は、そんなでしたね、ヒカル。
大人げなんて必要なかった。
「座れよ」
無造作にヒカルはそう言って、碁盤の準備をした。
ああ…これが、ここが、私の辿り付いた場所。私の最期に相応しい場所。
なんていとおしい景色だろう。
千年が 二千年が そうやって積み重なって行く。
神の一手に続く遠い道程
私の役目は終わった
ああそうだ ヒカル
ヒカル ねぇヒカル
あれ?
私の声 届いてる?
ヒカル
楽しかったですよ
ヒカル…
風はやまないけれど
あなたのたどり着くその場所を
あなたのその輝きを
信じています
<後書き>
ええっと…。
リクのお題は「佐為とヒカルの切ない御話」でした。
そこはどうにかクリアしたかな…と思っています。
か…書きながら泣いちゃったし…(恥)
切ない話…というお題を何度か口の中で反芻しながら、お風呂に入ってて(笑)
で、もともと大好きなBoAちゃんの曲「LISTEN TO MY HEART」を口ずさんでて
「ああ、これだ!」って。
その時頭で響いた言葉が一番上にある「もしも違う明日がきても」のところでした。
もうその時点で目頭が熱く…(アホ)
これはなかなかお恥ずかしいくらいの勢いで入れ込んで書きました(苦笑)
久しぶりですよ、ノートに手書きしたの(笑)
いつもは言葉を溜め込んでおいて、PCに向かうこのものぐさな私が(笑)
手書きもパソ打ち込みもどちらもそれぞれのいいところがある気がしますが
久々に手書きで半分以上書いたので不思議な感じでした。
途中からは全部一気にパソ入力でしたが。
今度は一度くらい全部手書きで書いてみようかな。
なぜ下呂温泉か、ですが。
これは勿論15巻調べましたよ。水明館ね。あんなでかい旅館でやるんですねえ。
つか東京から行ったらけっこう遠いですよね…。ヒカルご苦労様です。
で、ついでに下呂温泉自体を調べたら、ああいう伝説がありました。
かなり歴史ある温泉なので、佐為がそういう話を知っていても不思議はないと判断しました。
お話に広がりをもたせられた気がしてよかったです。
オリジナルに付け加えた形のこのDivine move mixという名前は、付け加えた部分からきています。
「神の一手」に関して佐為が考える部分だったので。
虎次郎との関係を、ヒカルとの別れに際して、佐為には今一度深く考えてみて欲しかったんです。
この推察が当たっているかいないかは別として、それでも。
そして神の一手についても、考えてみてほしかった。
だからこの話はできるだけ原作に沿おうと思って書きました。
一応…辻褄はあってるはず…ですが…。
緒方先生との対局の後、佐為からもう生々しい感情は出てきませんよね?
やっぱり碁を打つことで落ち着いたんだって、佐為ファンとしては思うのです。
佐為の一人称という手法は…佐為ファンの私にとってはなかなか興味深いですが
あまりにも痛いんで、そうそう書けないお題目だと、今回かなり思いました(笑)
佐為ファンのサイトがたくさんあって佐為の小説がたくさんあっても、佐為一人称が少ないのは当然の成り行きなんですね。…アイタタタ。
それでも私にとっては、ヒカル一人称よりは書きやすいですけど(^^;)
最後に。
…やっぱり私、佐為のこと大好きだって思いながら書きました。
読んでくださった方が佐為のこと好きって気持ちが少しでも大きくなったらいいなって
そんな儚い祈りを込めて。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
ここから下は、タイトリングおよびイメージソングにもなった曲。
BoAの「LISTEN TO MY HEART」です。
彼女の声、嫌いでなかったら、是非一度聞いて見てくださいねvv
LISTEN TO MY HEART
Woe Baby 何を見てるの?
向かい風 その向こうに
どんな未来画を 瞳細め 描くの?
Oh Baby 淋しい夜には
飽きる程 電話した
だけど ホントの 淋しさって 消えない
(never say ever say never ever say)
Woe 時を 越えるたび 気づくね
(every night every night never ever say)
心は 果てしなくて
Listen to my heart
Looking for your dream
求めるその場所は 自由なの?孤独なの?
私はそばにいる?
Listen to my heart
Looking for your dream
止まない風の中 たどり着く 輝きを
信じてる
Woe Baby やっぱり思うの
後悔だけはしたくない
ありふれた想い 君にだけつぶやくよ
Oh Baby 愛なんて言葉
重過ぎて 言えないけど
みつめていたい みつめられていたいよ
(never say ever say never ever say)
Woe もしも 違う明日が来ても
(every night every night never ever say)
忘れない その瞳
Listen to my heart
Looking for your dream
どれくらい歩けば めぐり逢う? 満たされる?
優しくなれるだろう
Listen to my heart
Looking for your dream
この街の何処かに あたたかい風が吹く
場所がある
(never say ever say never ever say)
Woe 時を 越えるたび 気づくね
(every night every night never ever say)
心は 果てしなくて
Listen to my heart
Looking for your dream
求めるその場所は 自由なの?孤独なの?
私はそばにいる?
Listen to my heart
Looking for your dream
止まない風の中 たどり着く 輝きを
信じてる
作詞 Natsumi Watanabe
作曲 Kazuhiro Hara
唄 BoA